東大入試2021 感想⑤~化学(2次試験)~

訪問ありがとうございます.

今回は理科1科目め,化学です.

理科は長くなると思いますので,2回に分けて書いていきます.今回も数学と同じように時系列に沿って見ていきたいと思います.

 

第1問

I

例年通り有機化学の出題.文章を読みながら解いていくと,A,B,Cまでは分かるのにDがどうも決まらない.どう考えても不斉炭素原子が存在してしまう沼にはまってしまい10分が経過.これは諦めようと泣く泣く次の問題を見ると,まさかの穴埋め問題.しかも構造が分からなくても解けるようになっていたのでありがたく点数をいただく.

 

II

キ,クは点取り問題.しかしケが面倒くさそう.その流れでコ,サを解く気力もなくなり少々焦りながら第2問へ.

 

第2問

I

水素吸蔵物質の問題.これは類題の経験があれば解き方は分かるのでとりあえず解いていく.ところがカで計算ミスが発覚.萎えて次の問題へ進む.

 

II

アミノ酸の問題.解きやすい問題が多くテンションが上がる.シは計算方法が分からない(計算する必要があるのかもわからない)ので勘で解答.

 

第3問

I

沈殿の滴定の問題.イで間違いを恐れて慎重になるが,計算問題はやるだけだったので普通に解答.

 

II

実はこの時点でかなり時間が押していたので,できれば重い問題は来てほしくないと思いつつ見てみると,まさかの結晶格子の問題.私は結晶格子が死ぬほど嫌いなので即落胆.結晶格子の関係ない問カだけを解いて物理に移動.

 

 

以上をまとめると,私は化学の出来はあまり良くなかったということになります.点数としては30点くらいかと思います.ただ今年の化学はどの予備校も難化と分析していたので悪くはないのかと思います.

 

(追記:開示結果は予想と同じく30点でした.平均か少し下くらいかと思います.)

 

次回は物理です.